俺とゲーム 15.バーガータイム(データイースト 1982)

どうもファミコン版のイメージがあるからナムコの作品のイメージがあるけどデータイーストなんだよね。


ゲーム内容に関しては有名なので詳しく説明はしないけど、簡単に言えば上からハンバーガーの材料を落としていって下の皿に乗せればクリアって感じです。
イメージ的にはあみだくじの横棒のところに具材が引っかかってて踏んで落とすといえば伝わるでしょうか。
まあ動画見ればわかります。


で、このゲームはゲームコーナーでそこそこやってたんだけどもゲーム自体の印象はそんなにないのよね。
じゃあ何で今回の話のタイトルにしたのかというと、例の落書きです。
テストの答案の後ろに絵を描いて遊んでいたきょうもえ少年ですが、当然のようにバーガータイムの絵も描いておりまして。
で、テストの答案って縦長じゃないですか。
バーガータイムって上から下に物を落とすゲームじゃないですか。
小学生って何も考えてないじゃないですか。
まあ長くなりますわな、縦に。
ハンバーガーの性質上、上下にバンズさえあれば間にいくら具材があっても成立するのよ。
だから描きましたよ、上から下まで異常に長いバーガータイムの画面を。


当時きょうもえ少年は超早熟、いわゆる神童だったのでテストなんか45分授業のうち15分あれば終わるんですよ。
となるとまあ5分前くらいに回収するとして残り25分ありますね、じゃあ描きましょうと。
で、さっき書いたようにデザインの基本はあみだくじなんですよ。
後からいくらでも追加できるわけです、具材を。
もうどこまで追加できるかの戦いですよ。
当然時間があればあるほど追加できるわけですから、テストの解答もだんだん早くなるわけです。
その結果、異常な早さでテストを終えるという能力を身につけましてですね。


いや、神童の頃はいいんですよ。
でも段々と秀才になり凡人になり最終的に底辺になってもその能力が抜けきらないんですよ。
テストは一気に解いて見直しをしないという最悪の人材が出来上がってしまったわけです。
その結果が今の残念な人生……とは思わないけど、もしバーガータイムの絵を描いてなかったらどうなってたんだろうね。



Burger Time arcade game - YouTube