映画「デビルマン」を観た

Amazonで買い物をしたときに間違えてプライム会員の無料登録をしたので、会員のうちに観ておいたほうがいい映画を聞いたら「デビルマン」と言われたので観た。
漫画原作の実写版におけるクソの金字塔みたいな言われ方をされているのは知っていたので「いやさすがにそこまでではないだろう」と思いながら観始めたんだけど、「ハッピーバースデー、デビルマン」の時点で心が死んでしまった。
その後ミーコがデーモンになったことがバレたシーンで「あっ、これ聖飢魔IIの『EL DORADO』じゃん」と思ってしまい、それ以降はもうずっと「EL DORADO」をのMVを観ている気分でスキップ連打して最後まで観た。
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マジでずっとこれ。


調べてみたら「EL DORADO」が作られたのが1987年で、ちょうど漫画ゴラクバイオレンスジャック(デビルマンの続編)が連載されていた時期に重なる。
バイオレンスジャックには「黄金都市編」というのがあり、つまりエルドラド編なわけで。
デーモン閣下作詞の曲だしなんか関連あるのかなと思ったけど特に言ってる人はいなかった。
ベタすぎて誰も言ってないだけだろうか。
まあこのMVがそれっぽいだけなので関係はないんだろうけど。


みたいなことを考えてしまってる時点で真面目には観てないんだが、それでも一応スキップしながらとはいえ最後まで観た。
で、途中で「あれ? これどういうこと?」みたいな整合性の取れない、というかなんでこうなってるのかわからない場面が連続して発生。
あまりにもひどいので途中で意識が飛んだのかと思ったけどどうやら本当に何の説明もされないまま話が進んでいるらしい。
最終的に「これ何の話?」みたいな気持ちになってしまい、やっぱりスキップ連打はダメだったかなと思ってちゃんとしたストーリーを調べてみたところあらまあびっくり。
なんと、漫画版の原作を忠実に再現しているではありませんか。
本当に漫画版の原作をほぼ過不足なく再現してて、じゃあこれでよかったんじゃんと。


まあこの映画がダメなのはみんな言ってる「セリフ棒読み」「戦ってるときも日常生活も全部同じトーン」「そもそもセリフ自体がひどい」「なぜか有名人が大量に出てくる」「説明足りなすぎ」という明確な理由があるので監督はじめスタッフの力量不足なんじゃないですかね。
ボブサップがニュース読んでるところでもうギブアップって人が多かったんじゃないのかしら。
カメラワークもなんか変なんだよな、えっなんでこんなことになるのみたいなカットが多すぎ。


あ、これもみんなが言ってるけどミーコ(渋谷飛鳥)とススム(染谷将太)の演技はかなり頑張ってました。
つかこれデビルマンの話じゃなくて実質ミーコとススムの物語だよな、みたいなちょっと捻った感想で締めようと思ったけど別にそこまで捻った感想でもなく感想を書くことの難しさを感じる映画でした。
何その終わり方。