映画「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」を観た

ホラーのお約束みたいなのがたくさん出てくるみたいな話を聞いてたのでそんな感じだろうなと思いながら観たんだけど、なぜか最終的に号泣してしまうというまさかの展開に製作者も「そこまで泣くような話かよ」みたいなことを思ったとか思ってないとか。多分思ってない。


まあ内容はホラーのお約束を逆手に取ったコメディではあるんだけど、途中からデイルの成長物語みたいなのがちょっとだけ入ってくるんだよね。
で、俺は劣等感を持った人間が守るものや目指すものを得て強くなるみたいな話に異常に感情移入してしまうので、結果として夜中に40過ぎのおっさん大号泣という最高のホラーが開幕してしまったわけで。
途中まで「これイキリ野郎がイキった結果周りに迷惑を撒き散らして最終的に死ぬ勧善懲悪ものだな」みたいに思ってたけど、結果としてイキリ野郎がいたからこそ成長物語として泣けたわけでサンキューイキリ野郎と賛辞を送りたい。
早く死なねえかなクソイキリ野郎という気持ちと並行して。
むしろ開始5分からずっとイキリ野郎死ねという気持ちを抱きながら。


ラストはなんとなく途中から想像できてはいたけど、それを差し引いてもいい作品だと思いますよ。
泣けるかどうかは人によるというか多分そんな号泣する話ではないけど。
あと死体が割とグロいので苦手な人はそこだけ目を逸らせばいいと思う、特にウッドチッパーのやつ。