「探偵はBARにいる」を観た

前半のノリで最後まで行かなくてよかったな、っていうのが率直な印象。
邦画の悪いところが出ててちょっとアレなんだよな、前半。
あれだとナレーションにツッコミ入れちゃうんだよ、絶対それフラグだろ的な感じのツッコミを。
案の定そういう感じになって「ほらほらやっぱりね」って思っちゃうのがあんまり好きじゃないのよ。
途中まで「邦画の悪いところだぞ」って書く準備してたもんね、書いたけどさ。


ストーリーも全部観終わってから考えるといろいろ突っ込みどころがあるんだけど、まあそこに目くじら立てる映画じゃないんだろうな。
俺は最後まで依頼人が誰なのかわからなかったぐらいのポンコツなので特に不満はありません。
なにしろ最後の依頼の目的も理解してなかったからね。
手段としては理解してたけど、「えっ、そっちの人なの?」とか思ったり。
俺はストーリーを把握するのが下手すぎる。


大泉洋松田龍平のコンビはなかなかよかった。
キャラクター的にも重すぎず軽すぎずでバランス取れてたと思う、前半はちょっと危なかったけど。
で、その2人よりも小雪がよかったんですよ。
さすが女優って感じで、表情だけで演技できてんなと思った。
銃つきつけられてたところとかね。


と思ってたんだけど、エンドロール見て不思議なことがあったんですよ。
高嶋政伸なんて出てたっけ、って。
高嶋政伸ってあの高嶋政伸でしょ、出てりゃさすがにわかるでしょって。
なんか見逃してたかなって思って観終わって調べたらあらビックリ。
最初からずっと出てたじゃん、カトウ役で!
観直してやっと把握したわ、俳優ってすげえな。
小雪とはまた違うベクトルですげえわ、なんかもうすげえわとしか言えないので高嶋政伸見るためだけに観てもいいと思う。


諏訪魔はすぐわかりました、吉高由里子はわかりませんでした。