生のきゅうりとかトマトとか嫌いなんですよ、俺。
あと浅漬けとか。
スイカも嫌いだし。
つまりどういうことかっていうと「青臭い」のが嫌いなんです。
ということで嫌いです、嫌い。
新海作品はちゃんと観たことないんだけど、前々から絶対合わねえだろうなっていうのがありまして。
それで意を決してみてみたらやっぱり合わなかったです、はい。
俺の心には生体防御センサーってのがありまして、「切なかったり悲しかったりするものを見ると心が死ぬのでそれをブロックするセンサー」が心が死ぬのを防いでるんです。
俺の生体防御センサーが激しく作動した - 今日も得る物なしZ
生体防御センサーの話 - 今日も得る物なしZ
まあ原因は一時期泣きゲーとか泣きアニメとかそういう話を見すぎてパンチドランカーならぬ泣きドランカーになったっていうやつなんですけど。
そのセンサーがずっと働き続けた結果泣ける話を見ても辛くなってしまうだけという病気になりまして、今回も辛い気持ちになって終わったということです。
なんかちょっと希望が見えるみたいな終わり方してるじゃないですか。
でもあのクソ女とか別に何の制裁も受けてないわけですよ。
やったもん勝ちでやられた方はその辛さだけ残るわけですよ、しかもクソ理不尽な理由なのに。
あそこで消火器とかでぶん殴ってやればよかったんですよ、少女セクトみたいに。
悲劇のあとにカタルシスが発生するためにはやっぱり暴力が必要だと思うんですがどうですか。
そんな感じで辛い気持ちになっていたところであの踊り場のシーンになってしまい心が完全に無になってしまいました、シーンってか(≧∇≦) ﾌﾞｧｯﾊｯﾊｯ!!!
全然笑い事じゃないしオレの心は本当に無です、死んだ目でスタッフロールを見ています。
まあ作品として評価されるのもわからんでもないけど、それはもう人の悲劇を軽く見れる人の娯楽としての評価でしかないんだろうなと思うと同時に、まだ映画観ろリストに「君の名は。」「秒速5センチメートル」という新海作品2本立てが残っている俺の気持ちを察してください。
5/100
