映画「残穢 -住んではいけない部屋-」を観た

俺はワーとかキャーとかピャーみたいなホラーが苦手なんだけど、どうもそうではないっぽいので観た。
ドキュメンタリー風のホラー、サスペンスというのはあまり観たことがない、というかそもそもそういうジャンル自体観ないので新鮮な気持ちで見られるかなと思ってたんだけど、途中でなんかこんな感じの映画観たことあるなと感じた。


あ、これ「バリゾーゴン」だ。


いやバリゾーゴンは別にホラーでもサスペンスでもないんだけど、現地の人に話を聞きながら物事の真相に迫るっていう手法が似てるのよね。
途中で便所から抜け出したとかいう話が出てきてこれもバリゾーゴンのイメージを強くした原因だと思う。
あ、全然違いますよ、内容とか出来とか見せ方とか。比べちゃダメだよ、あれと。


つかモキュメンタリーっぽいよね。
今その言葉が頭に浮かんだけど、普通の人はそう思うよね。
普段映画観ないからそういう言葉も出てきません、映画経験値の低さを感じる。


んでまあ最初は「ああ、その土地で昔あったなんか惨劇的なやつの祟りでしょ、穢れだから差別か堕胎かそういうやつでしょ」みたいな気持ちで観てたのよ。
まあ大体合ってたんだけど、あそこまでつながっていくとなんというか気持ちいいね。
河童のミイラまでつながったところで「おおー!」みたいに感心しちゃったからね。
そのつながる流れの中に精神病患者の私宅監置とか炭鉱事故とか出てきて、それも俺的にはドンピシャだった。
そういう話大好きなのよ、明治から大正、昭和にかけての事件事故的な話が。
三池炭鉱の話とか大好きだし。
そういうのもあって非常に楽しく観られた作品でした。
楽しいという表現が正しいのかどうかわからんけど。


ただ、最後はちょっとくどい。
いいんですよ、わかるんですよ、あの流れは自然なんですよ。
でも見せ方が突然ワーキャーピャーになっちゃったじゃない。
そこでワーキャーピャーいる?
なんか突然別の映画になっちゃったのかなって思うぐらいの違和感があった。
あれ電話のところで終わってそれでエンドロールの映像につなげればちょうどよかったんじゃないの、いろいろ思いを巡らせる余地もできるし。
ワーキャーピャーでなんか余韻が全部ふっとばされちゃった感じでなんかなー。


まあそれだけかな、不満があるのは。
他の部分はよかったです、はい。
あ、美都ちゃんが実の姉妹だったのも「へー」ってなった。
以上です。