「空飛ぶタイヤ」を観た

似た事故が最近ありましたね、ということで。
意味合いは全然違うんだけどね。


ということで三菱ホープ自動車リコール隠しの映画です。
トラックの構造上の欠陥によって事故を起こした運送会社の社長がその欠陥をひた隠しにする大企業と戦うという、ありがちと言えばありがちな内容。
話の流れが非常に単純明快で、こっちが期待していた通りに話が進んでいくのでめちゃくちゃわかりやすかった。
結論が見えてるというのもあるんだろうけどね。
この手の話で主人公側が負けて終わることはまずないので。


まあ面白かったんだけど、ちょっと登場人物多すぎやしませんかね。
しかもみんなキャラが立ってるので余計に混乱する。
ほとんどの登場人物、俳優の名前でしか覚えてないもん。ムロツヨシとか。
別にそれでなにか問題があるわけじゃないけど、名前で呼ばれると「誰だっけ?」となってしまうこともちょいちょいあった。ムロツヨシとか。


あとちょっと話がストレート過ぎてちょっとそれはどうなのみたいな気持ちになったのも確か。
最後の宮さんの「たまたまうまくいった」という台詞がこの映画の全てなんじゃないかと正直思った。
ちょっとご都合主義すぎるきらいはあるよね、しょうがないんだけど。
連続ドラマならともかく、映画ならこれくらいでちょうどいいんじゃないですかね。
社会派過ぎず娯楽過ぎずで良いバランスだったと思います、はい。