MIB観た直後にこれ観たの、完全に偶然だったけど完璧なタイミングでしたね。
あれ観てたおかげで地球に異星人がいることをすんなり受け入れられたもん。
というのは嘘だけど、まあめちゃくちゃ関連性ありますからね。
そもそもこの映画がオマージュだらけなので本来はもっと映画偏差値高めてから観たほうが元ネタとかわかって楽しいんだろうけど、わからなくても全然問題ないです。
この映画の何がいいって、登場人物が全員キャラが立ってるところだと思うのよね。
主人公の2人は当然だけど、後から加わるメンバーも政府側の人間も街の人々もみんないいキャラしてる。
そしてみんな完全な善でも完全な悪でもなく、どことなく憎めない感じなのがすごくいい。
ゾイル捜査官がああなってあれで最後があれなところとか、思い返せばなるほどなあって思っちゃうし。
唯一憎めそうかなって思うビッグ・ガイもあれだもんなあ。
オチもスッキリしててそれでいて満足感もあってめちゃくちゃよかった。
個人的にはタラが自分を疑った人間にブチ切れてるのを見た「あっ、こういう人見たことある！ 昨日見た！」って気持ちになりましたね。
やっぱり宇宙人見たこと疑われると怒っちゃうよね、ツイッターでも似たような人いっぱいいるもん。
こっちの世界ではピカッとやられて忘れたりしないで済むけど、どっちも新たな人生で幸せになって欲しいですね。
しかしこんなにきちんとしたロードムービー観るのは初めてかもしれん。
なにせスタンド・バイ・ミーもイージー・ライダーも俺たちに明日はないもテルマ＆ルイーズも観てないからな。
じゃあお前は今まで何を観てきたんだ、何も観てないんだよ。
これから観よう、人生は有限だ。
たまには冒険するのもいいしな。
