「アイアムアヒーロー」を観た

有村架純かわいい、ほっぺぷにぷにしてムイーッて引っ張って怒られたい。

で終わらせると何がなんやらなので真面目に書く。
なんつーの、「何者にもなれない、何者でもない人間」を見てると心にガシガシいろんなものが刺さるのね。
俺も「何者にもなれない」人間なわけでさ、自分が同じ状況になったらやっぱりあのロッカーの中での葛藤と失敗になっちゃうと思うんですよ。
俺は飛び出せませんよ、きっと腹くくれないもん。
そこで腹くくっても俺の次のシーンは多分失敗パターンのうちのどれかだと思うわけよ。
じゃあ無理だってなっちゃうよね、俺は何者でもないから。

主人公である鈴木英雄も途中までは同じだったと思う。
神社の境内で「俺が君を守る」って言ったときも、編集者に「主人公が普通すぎる」と言われた何者でもない主人公だった。
でもロッカーでスイッチが入りかけて、「藪さん伏せて」で完全にスイッチが入った。
名前だけの英雄から本当のヒーローになったわけで、最後の「ただの英雄です」という自己紹介も逆にヒーローの印象を際立たせてくれる。
流れとしては完璧じゃないかな。
「藪さん伏せて」は本当にいい、観てる途中で3回ぐらい見直したもん。
あの場面見るだけでもこの映画観る価値あるよ。
その後の「はーい」はクレー射撃の合図なのね。

それはそうと、最初のアシスタントの女の顔が怖すぎる。
ZQN化した後ね。
あれがこの作品の中で一番怖い。
グロい部分とかは慣れました。
さすがにあれだけ出てくれば慣れる。

つか途中でショッピングカート拾うじゃない。
あの辺からもうずっとデッドライジングだよね。
大泉洋がコブンマスク被ってるの想像したら完全にゲーム画面になった。
ショッピングカートで轢き殺しまくったりしそう、有村架純乗せたまま。

あとこれはどうでもいい話なんですが、最初の方にメイプル超合金がZQN役で出てます。
俺はすぐ気づいたんだけど、気づく人はみんな多分カズレーザー(この作品ではカネコ名義)で気づくと思うんだよね。
でも俺、安藤なつが出てきたところであれっと思ってその後のカズレーザーで確信したのよ。
安藤なつの方を先に気づいた人ってどれぐらいいるんだろう。
マジでどうでもいいんだけど。

あ、この映画観ろっていう映画があったら教えて下さい。
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アイアムアヒーローはリスト外だったのでリストの作品は減ってません、あとリスト内だけで59本残ってます。