リングも呪怨もちゃんと観たことないんだけど、多分こういう作品なんだろうなと思いました。
嘘です。
つかもう事前に「めちゃくちゃな作品」「笑える」みたいな評判に加え例の始球式とか見ちゃってるもんだからだいたいの覚悟はできてましたよ。
おかげで本来なら一番怖くなってくるはずの伽椰子家での貞子登場のシーンが面白くてしょうがなかった。
「テレビ高いところに置くから貞子ちょっと出てくるの大変そうじゃん！」
「手がピンってなっちゃってるじゃん！」
「もっと！ 低いところに！ テレビを！ 置いてあげて！」
「そもそもなんで律儀に台の上に置いた！ 床でいいじゃん、 床で！」
みたいな気持ちになり、そこからはもう面白部分探しですよ。
廊下に消えていったのにすぐ出てきちゃうところとか俊雄なんでそんなキョトン顔してんのとか井戸の蓋軽いなとかいろいろと。
それで最後のオチが俺の予想を下回ってしまいなんかもうどうでもよくなってきて逆に楽しくなっちゃったりしてな。
あそこですげえ衝撃的なオチがあったらそれまでの面白エピソードが浮いちゃうからこれはこれでよかったんじゃないの。
ちなみに俺の予想は井戸から出てきたのが有里というやつでした。
あとこの映画で一番驚いたのが「対決短っ」ってことでした。
何度も残り時間見返したもん、これちゃんとこの残り時間で終わるのって。
終わったんだけどね。
まあ下手に恐怖煽って失敗するよりはこれぐらいわけわからん感じにしてくれたほうがいいなと思った。
でも二度目はないぞ。
