「パッセンジャーズ」を観た

映画経験値が高い人ほど評価低そうだなって感じの映画でしたね。
俺は映画経験値低いので高評価です。


と言っても最初からうっすら異変には気づいてたのよ。
エリックがクレアの名前呼んだときから。
あれ、クレアって名前言ったっけって。
まあ今見返したら名刺渡してたのでそれは間違いだったんだけど、この間違いのおかげでずっと違和感持ってたのが逆この作品観るにあたってはよかったのかも知れない。
そのせいであのおばさんがクレアって呼んだときも「なんで名前わかったのかな」って思ったし、エリックの名前呼んだときにも真っ先におかしいって気づけたからね。
つか名前知らないはずなのに呼んじゃうやつ、トゥルーマン・ショーで出てきてたからな。
これは映画経験値のおかげと言えるのでは。


んでまあエリックが線路に立ったシーンでそういうことねってわかったんだけど、まさかそっちもそうなるのかよってことには気づけませんでしたね。
レビューとか見ると結構早くから気づいてた人が多くて、そういう人たちは映画経験値高めの発言をしていたのでなるほどなあと。
俺みたいに映画全然観てない人間からしたら新鮮な体験だったので、結構興奮して「そういうことか!」って普通に声に出しちゃったもんね。
朝4時におっさんが何をやっているのか。


それで最終的にこの映画の全貌を理解した上で思い返すとすべての登場人物の言動が理解できるんだよね。
だからこんなことになっていたのかって。
細かい部分でおかしなところはあるんだけど、俺はそういうのはよっぽどのものじゃない限り気にしないので問題なしです。


つかこの映画、どういう作品なのか知った上で観るとくっそつまらないんだろうな。
伽耶みたいに前もって知ってても面白い作品はあるけど、これは前情報ゼロじゃないとダメだわ。
はー、知らなくてよかった。


パッセンジャーズ(字幕版)
(2013-11-26)
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