俺とゲーム 23.バラデューク(ナムコ 1985)

まさか3年も間が空くとは思わなかった。
まあやる気の問題なので適度にがんばります。


んで、バラデューク
アイムユアフレンドですよ、アイムユアフレンド。
スタートして最初に言われるこの言葉こそこのゲームの本質……ってことはないね、うん。



バラデューク / Baraduke ALL


まあ知ってる人は知ってると思うけど、普通にフレンドぶっ殺せるからね、このゲーム。
しかも結構な頻度で誤射も発生するし。
フレンドとは何かという気持ちにならなくもないけど、さすがに当時の自分はそんなことを思うわけもなくゲームコーナーで時々プレイ。
だけどだいたい同じところで死ぬんだよね、難易度が高いから。
シールド(ライフ)+残機制ではあるんだけど、それでゴリ押しできるほど優しくない。


そうなると何度もやりたくなるわけですが、小学生がお小遣いでやってるのでそう何度もできるわけではない。
その上デパートのゲームコーナーでやってたので行く頻度もそれほどではない。
そうなると上達しづらいんだよね。
次に行くときには記憶も薄れちゃったりして。
それでいてゲームコーナーには誘惑がたくさんあるじゃない、新作が入ったりするし。
だからだいたい似たようなところで死ぬの、毎回。


それでもプレイし続けてたのは、やっぱりバラデュークが「アイムユアフレンド」だったからなんじゃないかなあ。
なんかね、ゲームをやってるって気持ちになるのよね、バラデュークって。
当時のゲームとしては世界観がしっかりしてるし、キャラクターもでかいし、ボスもでかいし。
銃の反動があったり宇宙空間特有の重力表現があったり。
だからプレイ中、バラデュークの世界に没頭できるのよね。
今のリアルなゲームとは違った意味での「実際に戦ってる」っていう気持ちにさせてくれる、それがバラデューク


で、当時は知らなかったんだけど、主人公の中身が女性なのよ。
その中身の女性が後にミスタードリラーに出てくるの、主人公の母親として。*1
もしかして、俺がバラデュークに感じていたのは……"""母性"""なのでは……?


さすがにそれもないね、うん。
結局何もなかったな、まあ「アイムユアフレンド」もいないしな。
悲しい終わり方。


今回のおまけ。
バラデュークのおまけ|きょうもえ|note

*1:父親はディグダグの主人公